受験勉強は山登りと似ている

頂上にたどりつく感動を味わってほしい


麓(ふもと)から頂上を目指して登り始めると、いつも頂上が見えているわけではない。

なだらかな樹海をひたすら歩き続けた後、だんだん登り坂がきつくなってくる。

麓からかなり登り、体がきつくなってくるころ無情にも下り坂になる。

いわゆる「峠越え」である。こんなに下がってもったいないと思いつつ黙々と歩く。

そして次の上り坂は大きな石ころで道がでこぼこしていて、登りにくい。

息もはぁはぁしてくる。

無理をせず休みながら難所を登り切る。

と、目の前の視界が急に開け、頂上が眼前に広がる。


嘘のように苦しさも忘れ、元気が出てくる。

最後のスパートにかかる。

とうとう登り切った。

「やった!」

頂上からの景色は最高だ!



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