君はなぜ勉強するのか 小・中学生のみなさん みなさんは「なぜ勉強するのか」 考えたことがありますか 勉強するのは テストがあるから 受験があるから そんな理由だけではありません ずばり「生きる力」をつけるためです 勉強は自分を高めてくれます 勉強は自分に自信を与えてくれます 勉強で身につけたことは無くなりません どんなにお金があっても どんなに財産を持っていても 災難があれば、失うのは一瞬です でも、勉強で身につけたものは 生きている限り無くなりません ちょっと難しくなりますが、 人生には山もあれば谷もあります 登り坂もあれば、下り坂もあります そして、こういう「人生」という でこぼこ道を歩く時 知らないよりは知っていた方が 都合のよいことがたくさんあります そういう「都合のよいもの」の中で 「知識」と「生きる智恵」の二つは とても大切です 「知識」と「生きる智恵」は 人生で困難に出会ったとき 自分を助けてくれます 逆に、この二つがないと 人生の困難を乗り越えるとき 苦労がとても多くなります さて、「知識」は勉強で身につきます 学校で学んだり 本を読んで吸収できます 一方、「生きる智恵」は 学校や本だけでは身につきません。 多くの人々との生活を通して、 教わり、マネをし、失敗し、反省し、 少しずつ身につけていくものです。 みなさんは いま学校に通っているわけですから 「知識」をつける段階です これは一気に身につきます 勉強すればするほど身につきます 大いに勉強して身につけてください そして、人々との交流を通じて 「生きる智恵」も少しずつ 身につけていくことを忘れずに! |