考えが変われば人生が変わる!
生きているということは素晴らしいと思っている人にとって、生きているということは素晴らしい。
なぜって、その人が、生きているということは素晴らしいと思っているのだから。
生きているということはつまらないと思っている人にとって、生きているということはつまらない。
なぜって、その人が、生きているということはつまらないと思っているのだから。
(中略)
その人が素晴らしいとかつまらないとか思っているから、生きていることは素晴らしかったりつまらなかったりしているんだろうか。
つまり、自分がそう思っているから、そうなっているってことなんだろうか。
そうだ、その通りなんだ。
生きていることが素晴らしかったりつまらなかったりするのは、自分がそれを素晴らしいと思ったり、つまらないと思っているからなんだ。
だって、自分がそう思うのでなければ、いったい他の誰が、自分の代わりにそう思うことができるのだろう。
(中略)
それなら君は、つまらないことをつまらないと思わないこともできるはずじゃないだろうか。
以上、池田晶子著『14歳からの哲学』より
国語に限らず全てに言えることですが…
たとえば、「国語はつまらない」と言いながら、いやいや国語を勉強する君がいる。
たとえば、「国語はおもしろい」と言いながら、すすんで国語を勉強する君がいる。
勉強しているのは同じでも、より国語の成績が上がるのはどっちの君?
……
世の中に「つまらない国語」と「おもしろい国語」があるわけではない。
君が「国語はつまらない」と思っているから「国語がつまらない」だけだ。
つまり
それが「つまらない」か「おもしろい」かは君の考え方次第だ。
もちろん
つまらないことをおもしろいと思うことは簡単なことではない。
「国語をおもしろいと思わせてよ」という気持ちもわからないでもない。
君はまだ子どもだから、そうやって環境を与えてもらうことに期待するのも無理はない。
しかし
君が生きる環境はいずれ君自身が作らなければいけなくなる。
「つまらない」と言っていつまでも甘えていても君の人生はおもしろくならない。
池田さんの言うとおり
「君は、つまらないことをつまらないと思わないこともできるはず」!
せっかく勉強するのなら、
まず「つまらない」と思わないでやってみようじゃないか!
きっと何かきっかけがつかめるはず!
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